=田園風景=

2006年7月7日
私にとって育った風景とは山でも森でも海でもない。
ただ果てしなく広がる先が見えないくらいの田園だった。
春には一面のレンゲがピンクのジュータンになる。
用水路も沢山あったが、川幅に比べ水深があったため
親には遊ぶことを禁止されている場所。
しかーし。あんなに大きなザリガニを釣らないわけにはいかないのが子供。
こっそりと自宅のお菓子の入っている引き出しから「さきいか」を盗み
友人と用水へ行ったものだ。
「さきいか」がなきゃ、カエルを地面に叩き付けて殺す。
皮を剥ぎ足だけ糸にくくるんだ。
あぁ、、残酷なわらし〜
そんな私が大人になり、自分の子供をだしに探し当てた田園は規模は小さいがメダカやヘビやトンボ、ザリガニが普通に今でも生きている。
高度成長期に育った私の時代は汚染の一途をひたすら転がり落ちていったが、現在はどんどん水がきれいになり減農薬が流行なんだろう。自然が戻ってくるのが感じられる。
朝7時に家をでて高速を走り首都を抜け埼玉の田んぼへ。
もちメダカ狙いだった。
怖いくらい大きなザリガニを見て興奮するのはナゼだろか?(笑
人の足型くらいあるザリの棲家。おおおぉお〜すげ〜。
大人同士で何してんだか、周りの人には我々の気持ちは解らないのだろうが恥ずかしくもなく、ただ川面を見ていられる環境をくれる君にも感謝してる。たぶん、君だから素直になれるんだな。
知りたい見たいという欲求は「恥ずかしい」に打ち消されてきたから。
「これ本当にメダカ?」
RIOは網を振り回していたけど私は違うような気がして離れて遊んでいた。
「あら、、いるじゃない。ホンモノ♪」
小さな用水から大きな用水に流れこんでいる場所がある。
流れに逆らって大人のクロメダカさんが沢山。
こりゃ、一掬いでいいわ。
大漁でホクホク。
ここからは入谷の鬼子母神へ。今日は朝顔市なのだ。
ビールを少し飲んで歩く縁日。目がいくのは食べ物より金魚。
今年はとびきりカワイイ子発見。
2CMくらいのデメ♪
水槽にいれたら愛らしいだろうね〜。
しかし、思ったより苦戦して2回もやってもうた>大人げない
3匹もらってウキウキして帰った。
去年の金魚が入っているとこにはいれないで、メダカ水槽へ一緒に入れた。
おお!!キュート♪
ヒラヒラと尾びれがたまらない。
30分くらい二人で眺めていた。
RIOは飽きっぽいので、「かわいい」と言いつつエサをくれることはないんだろうけど
ビオトーブめざして水辺を作ろうか。
今度はもっとスゴイ田園へ行こうよ。
私が20年前に見つけた田んぼはあるだろうか?
鴨が泳ぐ水草がある県境へね。

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