＝〇防喜ぶ＝

〇防とは、警察の防犯課を意味する。
元夫が意味不明のメールをよこすようになった。
「クスリやってる？？」
そんな疑問を警察に聞きに行くが、面倒な話になるのは想像がついていた。長くなるのはイヤだな・・・初めから話しをしないといけないから。
買い物をスーパーで済ませた。
隣りが警察署で昨夜の話を思い出した。
「会話がおかしい」
会話といっても元夫が一方的に送りつけてくるメール。
「虫が煩い」
ん？「虫？？」
だって、私が住んでいる南国でさえ、蚊がでてきたのは、つい何日か前。蚊は発生したばかり。。
元夫が住んでいるのは八王子で寒いはずなのだ。。。。
「虫が頭を這い回る」と2回も意味不明のメール。
気が付いたのはRIOだった。
「クスリやってない？」
「そうか・・・安いシャブだったら、有りうるね」
その話を地元の警察に持ち込んだ。
「〇防」は名前を変えて「生活安全課」になったそうな（爆
ずいぶんと可愛らしい名前になっていたこと♪
そもそも「〇防」とは「防犯課」のことでヤクザや暴力沙汰の担当なのだ。耳が壊れた人＞武道家ばかりだとスグ気が付くようなとこ。
強面、ヤクザよりヤクザらしい刑事さんが働くとこだ。
案内された場所でドアをコンコンと叩いて中に入ると50代過ぎの怖い顔の男性とTVに出てきそうな小柄で優しい顔の20代の男性。
それと事務の女性の全部で三人。
「どうしましたぁ？？」
「すみません、唐突な質問なんですけど、クスリやると、どんな症状でますかね？」
一瞬、黙った人は、私が何か大きなモノを抱えてきたような顔して「薬？」
「シャブとかコカインとかクラックとかあるでしょ？」
すぐに小さな部屋の小さな別室へ通された。
「私が聞きたいのはクスリやったら、どうなるか？なんですよ」
「そか、そか。。。でもなんで？」
あぁ、、案の定、昔の話からやん。
元夫は前科はかなりある。
しかし、かなりショボイ前科だ。
監禁、買防法、銃刀法、、挙げられてないのは横領か？
当たり障りのないような説明をしたがる刑事上司。
「虫が飛ぶ」という症状は「うつ」でも起こるし、ストレス障害でも起こりうる。
可能性としては薬物の疑いは拭いきれない。そうのたまった。
後ろで知らないうちに参加していた刑事課のデカ。
「おい、それはシャブに間違いないって。子供さん幾つなの？
すぐ学校に手をうたなきゃヤバイよ」＞デカイ声
「そんな脅かさないでくださいよ」＞私
「つーか運転手で虫ときたら禁断症状だよ。間違いないて」
「そうなんですか？」＞私
「近寄れないなら一先ず元ダンナの管轄の警察に行って話してから、その足で学校いきなさい。こっちで何かあればオレら飛んでいけるけど管轄があるから行けんから」
「ハイ、八王子警察にこの話してから学校いきます」
この話で目がキラキラしていたのは警察魂なんだろう。
マジなら問答無用で息子が私の元へ来てくれる・・・
私が刺されて痛むことなくね。。。
クスリはヤバイで。喜ぶのは警官ばかりよ。すぐ動くで・・・・
まずは内定から別件逮捕を目指す。