=仲裁案=

2003年3月21日
前まえから元夫の兄が中に入り、なんとか裁判にならないように考えてくれていた。
裁判になれば負けたほうが200万以上払わなくてはならない。
本当は「それでもいいから、こちらから裁判起こしてしまおう」とRIOは言ってくれていた。確かに世間から言わせれば私は不倫女だろう。「じゃぁ元夫が何してもいいのか?」という話にもなる。結果的には7:3で私が負ける。それでもイイって思ってきたけど息子がいる。義理の兄がそれぞれ私と元夫の意見(もちろん、真っ二つ)を半分づつ考慮して書類を作った。
大きな条件はRIOと別居すること。その代わり離婚後、息子の養育・親権は私が所有。
慰謝料と養育費はチャラ。
なかなか義理の兄が悩んだだけあって良くできている。兄は「たてまえだけでもRIOさんと別れたことにして欲しい。本当に別れろとは言わない。じゃないと息子は男親が夜勤してるというのに、これから中学生だよ。多感な時期に親がいないで育てられるわけがない」って私が
息子を育てたほうが幸せなのを知っている。
現に私も親が離婚して父に引き取られ悲惨な思いをしている。
元夫は驚いたことに多少、条件を付け足してきたものの、あっさりOKした。
正直、がっかりした面もある。やはり息子が可愛くて一緒にいたんではないんだと。ただ私が憎くて息子を盾にしていた。息子の心理を察すると泣けてきそうだった。
「おまえは絶対わたさない」って言ってくれていた父親がコロリと息子になんて話すんだろ?
「やっぱ、おまえはママといたほうが幸せだよ」とか言うのか?子供はそんなバカじゃない。父についたのは「パパが可愛そうだから」なのに。どちらも子供が取れるわけないんだから可愛そうな親につくんだ。心配なほうに。

私は離婚したくないわけではないが望みは、このバカな男から一切縁を切って子供と暮らせることだった。別に離婚届なんて判おしてくれなくても構わない。でも、それだと母子家庭として世間的には不利だし、夫婦のままでいるかぎり、RIOに手を出されてもおかしくない。
私も条件を飲むと返事をした。本心はさておきだったけど。

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