=夏の終わりに=
2002年9月1日今日はRIOと海が見たくて京急に乗って見にいきました。
ただ潮騒を感じたいだけだったので目的はありません。
泳ぐわけでもないし、ボードやりにいくわけでもなかった。
新逗子駅という小さな駅でおりました。
彼は「川に沿って歩けば海へ出るよ」っていうから
遠回りして川を眺めながら河口へ向かいました。
途中、住宅街で川沿いは行けなくなったけど海が近くなると
潮の香りがしました。
橋をくぐると、こじんまりした湾には人が沢山、夏を惜しむように
水と戯れています。
海は台風の影響なのか濁っていました。
早々と海の家も撤収している所もあり少し寂しさを覚えます。
9月に入ったというのに日差しが強く日陰のない海岸。
少し涼しい波打ち際をRIOとゆっくり歩きました。
昼すぎに逗子駅の近くのレストランで作戦会議。
まだRIOは私に付き合ってくれるらしい。
「ここから何処へいこうか?葉山?江ノ島?」なんて
話ながら食事をしました。
結局、まだ物足りない私は海を離れたくないのでした。
小さい頃、1回だけ行った鎌倉の海を目指すことになりました。
JR逗子から鎌倉駅に降り立ち20分くらい歩道を歩くと正面には
134号線。その向こうは一面、光る海原でした。
日差しは強いものの海風が肌に感じられます。
海はやはり逗子と同じで濁っていましたがサーファーが気持ち良さそうに
テイクオフしていきます。こちらのほうが波があり海らしく思う。
波は少し高くてセットで腰から肩。
ここは人が多くてサーファーには気の毒な感じ。
ふと昔いった一ノ宮や鴨川を思い出した。
あの頃は夏でも冬でも海にいた。何か理由をつけては出かけていた。
ここはウインドサーフィンをしている人の数のが多いみたい。
あれも眺めて観察しているのは楽しい。
どれくらい見ていたのだろう。。
海岸線を半分以上、二人で歩いた。
サンダルを脱いで裸足で波打ち際をペタペタと歩く。
途中、立ち止まっては潮風を吸った。
歩き疲れて砂浜の入り口のコンクリートに2人で座ってまた眺めていたが
時間も気になり駅へ戻ることにしました。
行きとは違う細い道の住宅街を抜けて。。。
「人が沢山、歩いてるから、こっちだよねぇ」なんて軽い気持ちで
知らない人の後ろを歩いていたけど前の人も解かっていないみたい。
しかも私達の後ろのカップルも同じ考えでついてくる。
そのうち私達の前を歩いていた人とは離れて、だんだん狭くなる路地を
怖くなりながら歩く。
道幅が50センチ足らずしかない。「これ道が無くなるよぉ」
半分、泣き笑いしそうな私をRIOが「大丈夫」って引っ張って行く。
その不安な私の後ろをもっと不安げにカップルがついてくる。
狭い路地はカーブして少し広がった。人家の庭にリスがいた。
鎌倉にはリスが沢山すんでいると聞いたけど実際に出会ったのは初めてでした。
人慣れしていて逃げないリス。国宝の寺院に穴をあけるヤツなのね。
でもカワイイから許すことにする。
狭い道は結局、元の道へ戻っただけで遠回りもいいとこ。
私が怒ると「いいじゃない。リスみれたし」子供みたいにRIOが笑う。
そこから30分近く歩いてやっと鎌倉駅に戻れたのでした。
海はいつ行っても心が解放されて現実がどこかへ飛んでいきます。
今、私が誰で何をしてようと海は受け入れてくれます。。。
贅沢な週末。明日から仕事だけど明日の私はココにあります。。
日焼けしてしまって痛いけど。。
私の夏が終ってしまったようで少し悲しい夜。。。
ただ潮騒を感じたいだけだったので目的はありません。
泳ぐわけでもないし、ボードやりにいくわけでもなかった。
新逗子駅という小さな駅でおりました。
彼は「川に沿って歩けば海へ出るよ」っていうから
遠回りして川を眺めながら河口へ向かいました。
途中、住宅街で川沿いは行けなくなったけど海が近くなると
潮の香りがしました。
橋をくぐると、こじんまりした湾には人が沢山、夏を惜しむように
水と戯れています。
海は台風の影響なのか濁っていました。
早々と海の家も撤収している所もあり少し寂しさを覚えます。
9月に入ったというのに日差しが強く日陰のない海岸。
少し涼しい波打ち際をRIOとゆっくり歩きました。
昼すぎに逗子駅の近くのレストランで作戦会議。
まだRIOは私に付き合ってくれるらしい。
「ここから何処へいこうか?葉山?江ノ島?」なんて
話ながら食事をしました。
結局、まだ物足りない私は海を離れたくないのでした。
小さい頃、1回だけ行った鎌倉の海を目指すことになりました。
JR逗子から鎌倉駅に降り立ち20分くらい歩道を歩くと正面には
134号線。その向こうは一面、光る海原でした。
日差しは強いものの海風が肌に感じられます。
海はやはり逗子と同じで濁っていましたがサーファーが気持ち良さそうに
テイクオフしていきます。こちらのほうが波があり海らしく思う。
波は少し高くてセットで腰から肩。
ここは人が多くてサーファーには気の毒な感じ。
ふと昔いった一ノ宮や鴨川を思い出した。
あの頃は夏でも冬でも海にいた。何か理由をつけては出かけていた。
ここはウインドサーフィンをしている人の数のが多いみたい。
あれも眺めて観察しているのは楽しい。
どれくらい見ていたのだろう。。
海岸線を半分以上、二人で歩いた。
サンダルを脱いで裸足で波打ち際をペタペタと歩く。
途中、立ち止まっては潮風を吸った。
歩き疲れて砂浜の入り口のコンクリートに2人で座ってまた眺めていたが
時間も気になり駅へ戻ることにしました。
行きとは違う細い道の住宅街を抜けて。。。
「人が沢山、歩いてるから、こっちだよねぇ」なんて軽い気持ちで
知らない人の後ろを歩いていたけど前の人も解かっていないみたい。
しかも私達の後ろのカップルも同じ考えでついてくる。
そのうち私達の前を歩いていた人とは離れて、だんだん狭くなる路地を
怖くなりながら歩く。
道幅が50センチ足らずしかない。「これ道が無くなるよぉ」
半分、泣き笑いしそうな私をRIOが「大丈夫」って引っ張って行く。
その不安な私の後ろをもっと不安げにカップルがついてくる。
狭い路地はカーブして少し広がった。人家の庭にリスがいた。
鎌倉にはリスが沢山すんでいると聞いたけど実際に出会ったのは初めてでした。
人慣れしていて逃げないリス。国宝の寺院に穴をあけるヤツなのね。
でもカワイイから許すことにする。
狭い道は結局、元の道へ戻っただけで遠回りもいいとこ。
私が怒ると「いいじゃない。リスみれたし」子供みたいにRIOが笑う。
そこから30分近く歩いてやっと鎌倉駅に戻れたのでした。
海はいつ行っても心が解放されて現実がどこかへ飛んでいきます。
今、私が誰で何をしてようと海は受け入れてくれます。。。
贅沢な週末。明日から仕事だけど明日の私はココにあります。。
日焼けしてしまって痛いけど。。
私の夏が終ってしまったようで少し悲しい夜。。。
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