＝今までの経緯＝

｛ここにこれから書くことは、お話ではありません。全てが事実です。少し刺激が強いかもしれません。でも日記ですから今まで書きつづったものをアップしました｝

私達はお互いに家庭があった。
RIOの家庭は冷えきっていた。自分の居場所をみつけることができずに日々苦しかった。いつでも家を出て行けるような不安定な状態が何年も続いていた。
Mは子供が学校の区切り時には出て行くつもりでいた。計画的に。
RIOとMが知り合って1ヶ月もすると一緒に暮らす夢を見るようになる。
けして2人の行動がお互いの家庭崩壊の原因ではない。
かえって、きっかけが欲しかったのかもしれない。
そのきっかけを我慢できずにMは、あえて作った気がする。
付き合いの月日を重ねるたび、会う時間も長くなる。
Mの夫は不信に思うようになる。
でも誤魔化すことは出来たはず。
それをあえてせずMは夫に告白した。
「好きな人がいます」と。
ここからが狂った日々の始まり。

8月4日（日）
Mの夫は冷静に「荷物は半分に。息子のことは争点になる」と言い
「なるべく部屋を出ていてあげるから」といって外出したまま帰らなかった。
その間にRIOにメールを書く。状況を報告。
朝方、夫は態度を豹変。戻ると寝ているMの上にのしかかりナイフをかざしていた。
「おまえが幸せになるなんて許さない」と。かなり酔っているようだ。
何箇所かベットや枕に刺すが私には出来ないようだった。
Mも必死でナイフを取り上げ壁とベットの間に、そっと隠す。
体の震えと涙がいつまでも止らなかった。
15年間がガラガラと音を立てて崩れ落ちる瞬間に思えた。